June 21, 2010

Lost Horizonを例えるなら・・・小旅行、かな(笑)

→これは非常に難解だが、聴けば納得出来るアルバム。

 このアルバムがレモン・ジェリーから発表されたのは2002年。そして今年は2010年だが、新鮮な色合いは2010年の今でも強烈だ。
あれこれ説明するのは非常に苦手なので、簡潔な言葉を持ってしてこのアルバムを表現したいのだがレモン・ジェリーはあまりにも難解な音楽だ。「澄んだ夜空に見た星の輝きをそのまま閉じ込めたアルバム」とか飾った文句を並び立てるしかない。これでは彼らの持つ力と素晴らしさや魅力を伝えきれないどころか、半減させてしまう。

しかし「すげぇ!」とか「ヤベェ!」でも済まされない。ましてやTwitterの140字制限では三日三晩何も飲まず食わずで表現を考えなければならなくなる。
故にどう足掻いても今の私では日本版のアルバムに付属している「専門家によるレビュー」のような何を言ってるのかさっぱりだが雰囲気と臭さは伝わってきたぜ!みたいなモノしか書けない。

強いて言うならば、こういう「キラキラファンタジー」みたいなエレクトロニカはあまり類を見ないと言う事。
と言うよりは、このレモン・ジェリーが作り出す世界に比類するモノがないのだ。
そういうのならDe De Mouseは?と思う方も居るかも知れないが、この二者はまるで別世界だ。同じ舞台に居ないのである。

片や「飾り立てた音」に対し、片や「純朴で素直な音」である。
De De Mouseを見れば、言わば「造られたファンタジーにイミテーションのキラキラ」だろう。
言葉に棘があるが、エレクトロニカという性質の上では寧ろそれ位の「虚栄」が普通だ。
しかしレモン・ジェリーはこの枠に囚われなかった。バンドサウンドを多用する事により、派手さは無いものの純粋で穏やかな雰囲気を作り上げてしまった。
つまる所、この二者は土台が違うのだ、故に持つ世界と棲む世界が違うと言える。
それでも尚「音楽として優れているか」なんて議論をしようものならその手の専門家にでもやらせておけばいい。どちらもそれぞれ素晴らしい音楽なのだ、これ以上の結論は不要である。

 さて、話をLost Horizonへと戻そう。
本来はここから1曲1曲の感想、曲から曲への流れなどを事細かに語るべきだろうが先にも書いたとおり、何を書いてもクサいしくだらない上に魅力を失わせてしまう。
言葉で飾るだけ無駄であり、寧ろ「素直な感想」の方がウケるだろうが、生憎そんな感性は私には無い(笑)

ではどうやってこのアルバムを表すか?
―――言ってしまえば「小旅行」である。アルバム内で見事に起承転結を完成させて居る為、何も考えず音に身を任せれば素直に全てを堪能できる。
ボーナストラック以外は全て繋がっているので情景が途切れずにやって来るのも嬉しい心遣いである。
そしてアナタはあちこち巡った後、Tr.8 The Curse Of Ka'zar 旅行の終焉へ。
この曲の居心地の良さと言ったら無い、アルバムを全て聴いた後なら尚更だろう。
思わず眠ってしまいたくなる程の包容力と優しさで築かれたED まさにこのアルバムの〆には相応しい。

 さて、結局gdgdとあれこれ語ってしまったが、最終的に聴いてもらわなければ良さは伝わらないだろう。
今なら動画サイトにて「Space Walk」や「Nice Weather For Ducks」などの楽曲を聴く事が可能である。これ等はLost Horizonに収録されている曲なので、良ければ聴いていただきたい。

最後に、こんな小学生の感想文のような酷いレビューでも、レモン・ジェリーのファンが増える事を祈りつつ、締め括りとさせて戴く。



Posted by takamoto_and_tiup at 02:07│Comments(0)TrackBack(0)雑記・その他 | 音楽関係

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