January 01, 2011

京商に見た問題点、1/64の時代は終わりを告げた?

→一時期あんなに加熱(していたように見える)1/64は今や・・・。

と言うか家にある1/64放出したいって思うくらい。
こんなに酷かったかな、しっかりとした比較対象が無かったからか・・・?

あ、あけましておめでとう御座います。

==

さて今回家にMcLaren F1 GTR '97 BMW Motorsport LM #42が
2台(1/43 -hpi 1/64 Kyosho)揃いましたので、先にやられてる方と
ほぼ同じような感じで比較レビューをしてみたいと思います。

(※先に二度目を申しておきますがどちらも同じマシンです、本当です)

HARIP MACHINE 02 C200 006HARIP MACHINE 02 C200 007

まずはフロント、こう並べると京商のは最早別の物。
これじゃあまるでマクラーレン F1と言うよりはMosler MT900です。

なんと言うか「ぷっくり」してますよね、スマートには見えません。
hpiは流石に1/43と言うサイズにも助けられて綺麗にまとまってます。
もう少し「出っ歯」の部分を伸ばしてやれば良かったものの。

また京商は羽が低すぎますね、デフォルメ効かせてもうちょっと高くても良かったのでは?
ここからでも分かってしまう、と言うのは情けない姿。

横から見ると更なる問題点がありますね、ホイールアーチの形状がまるで違います。
hpiではしんなりした曲線を描いていますが、京商では最早「段差」
メリハリが利きすぎています、カナード(これは再現出来なくても仕方ないが)がないのでより。
なのでフロントに掛けてのラインも変わってしまってますね、これもまた「別な車」に見える要因のひとつ。

HARIP MACHINE 02 C200 008HARIP MACHINE 02 C200 009

(写真が下手ですみませんorz)

左ではNACAダクトの省略が見て取れます、何故外側だけ?
hpiでも穴が抜けている訳ではありませんが、それでもちゃんと再現はしています。
また真後ろから見ると全体的に「ぺちゃんこ」ですよね。
ただ平べったいだけになってしまっている、うーん・・・hpiを見るとそうでもないんですけどねぇ。

==

結論としては「デフォルメが甘い」のでしょう、hpiはサイズに合わせてきちんと詰めてあるという印象。
一方の京商は値段(850円)の割には「デカールだけ?」と言う印象に。
肝心のACO車検証もないので、割高感バリバリ。

比べちゃいけないかも知れませんが、1/64からこの世界に入った私としては比べたくなるんですよねー。
そこで「引けを取らない!」と言う事を証明出来るほど品質が高くなって欲しいですが・・・。
最近何処も1/64に関する発表が芳しく無いので、もうダメなのかなー、と。

と言う訳で2011年は1/43イヤーだと思います。いや去年あたりからそうなってましたがw
  

Posted by takamoto_and_tiup at 21:48Comments(0)TrackBack(0)

July 25, 2010

やはり店頭で買うべきだったなぁ・・・と。 1/43 Spark Models(KB Special) '91 Jaguar XJR-14

→まぁモデルの出来自体は素晴らしいのですけども。

細かい「アラ」がどうしても目立ってしまうのは全体が整っている証拠。
ま、カッコ良ければそれで十分ですw

と言う訳でして、久々のミニカー紹介は「崩壊期」真っ只中のGr.Cマシン「XJR-14」で御座います。
レギュレーションの改悪により、その先は言わずもがなの道を辿らざるを得なかったGr.C
グループ数字からの切り替えから実質十年と少しで消滅してしまったカテゴリですが、このクラスに出場したマシンは今では考えられないような奇策と、当時の最先端技術が織り交ぜられたいわば「夢のカテゴリ」的な部分を担っておりました。
故にそのマシン達も強烈で、顔ぶれも様々。今尚非常に興味深いカテゴリだと私は思います。

HARIP MACHINE 02 C200 001

で、今回紹介するマシンは上記にもありますが「崩壊期」の中で登場した濃淡の異なる紫が印象的なマシン、XJR-14となります。
ご存知の方からすると「何故Slik Cutじゃないし」と思われるでしょうが、Silk Cut仕様ではデカール別途貼付、つまり最初からマシンにSilk Cutデカールが貼られている訳ではないのですね。
加えて後々紹介する要素が更なるデカール貼付難易度を上昇させており、素人の自分には無理と判断。
ので最初からメインスポンサーが貼られているこちらの「Suntec」仕様を選んだわけです。

前置きが長くなりましたがマシンの説明を。

HARIP MACHINE 02 C200 002

前途の「FIAによるレギュレーション改悪」により、当時のF1レギュレーション規定のうちの幾つかをGr.Cにも採用し、WSPC(SWC) (※当時のGr.Cカーによるレース)に参加していたメーカーをF1に呼ぼう!と言う企みはまんまと破綻してGr.Cは滅亡するわけですが、その思惑を逆手に取りF1のエンジンをGr.Cに転用してしまったのがこのXJR-14。
(事細かく話すと色々ややこしい部分は御座いますが、ここでは省略させていただきます)
TWR(トム・ウォーキングショー・レーシング)が主体となって完成させたこのマシンはあの名将(匠)「ロス・ブラウン」が設計。フロントに設けられたミニウィングや巨大な複葉式独立ウィング等様々な工夫が施され、徹底されたマシンメイキングはこの年のSWCタイトル獲得へと繋がる事になります。

HARIP MACHINE 02 C200 004






とは言え実際の所、新レギュレーションにあたふたしていた各メーカーは十分なマシンメイキングが出来ていたとは言えず、唯一の対抗馬として評されていたであろうプジョーもジャガー撤退後にSWCのタイトルを獲得した程。勿論速いマシンだとは知っているのですが・・・後もう一年くらい残って欲しかったかも。
故に「運と環境に恵まれた」と言うイメージが強くむむむむ・・・てな感じ。
やはりDVD買わなきゃダメかのう。

HARIP MACHINE 02 C200 005

さて実際のマシンに関するお話はこれまでに致しまして今回のモデルの紹介・・・と行きたいところですが!
この一つ前の写真を見て頂くとお分かりの通り「Suntec」の「n」の部分がデカール欠け!あちゃー。
(ちなみにここが先ほどの「難易度上昇の要因」ことNACAダクトが存在する側。
あそこだけ更に別に分かれていまして、こりゃ器用じゃない私にゃ無理だな・・・と判断したわけです)

更にウィングが曲がっているのを見てちょっと直そうかなぁ・・・と思ってウィングを曲げた所

バキッ!とか言ってマズったかと思ったら良かった取れてないと安心したのも少々の間。
何とウィングを支える為のワイヤー(?)が取れておりました・・・げー。
幸い軽く外れただけみたいですので何とか手で弄って直したわけですが・・・やっちまったなーw
いやしかし見事にハズレ個体です。やはりスパークは通販じゃダメだのー。

HARIP MACHINE 02 C200 006

ただ細かい造形は素晴らしく、ショボいうちのデジカメでもこの通り。映えます。
デカール欠けも「本戦がそういう仕様だったんだよ!」と言われれば納得。
ウィングに至っては自分の責任ですし・・・。
格段安売りとかではなかったので少々高く付いた印象ですが、ま、スパークがどんな感じのモデルなのかこれで漸くハッキリしました。
気になったのはこの綺麗な模様もデカールのようで、経年劣化によるヒビ割れが凄く心配。
最悪このマシンはどこか奥深くに眠らせてしまう可能性も。
ただ色んなデメリットを差し置いても実車から(と言っても自分が見たのは写真だけw)損なっていないこのカッコ良さの前では「どーでも良いな」とw

さてモデルの最終的な評価ですが、個人的には「☆3.5点/5点満点」と言った感じです。
細かい出来は素晴らしく、何より車種のチョイスが絶妙。
それで居てボテッとしておらず、シャープな立ち姿はレースカーそのもの。
色々と不備はあれど気に入ったモデルです。

とは言えその不備の所為で1点近くマイナスなのですけどねw

==

初めてのスパークでしたが本当に良く出来ていますねー。
通販はヤバいよ!と言われていてもどうしてもこのモデルだけは気にかかってしまったので思わず購入した次第ですが、総合的な出来は予想以上のモノでした。
これで今頃もし近くにミニカーショップがあったと思うと・・・ゾッとしますw

HARIP MACHINE 02 C200 008

最後は今現在読み進めている雑誌「レーシング・オン アーカイブス/ル・マンの壁――世界の列強」と。

  
Posted by takamoto_and_tiup at 20:17Comments(0)TrackBack(0)

April 28, 2010

TZ-3がデザイン賞を獲得したとか。 -hpi racing Alfa Romeo 155V6 TI '93 DTM(#7)

→どう見てもリッジに出てきそうだ・・・TZ-3

まぁ細かい事は自力でお願いしまっす。
・・・でもまさかナムコの人間が関わってないよな・・・アレ。

==

さて今回は「キング・オブ・155」とも言えるDTMモデルの中でも人気の高い'93モデルをご紹介。
メーカーは勿論信頼と実績(?)のhpi racingさんのモノです。
聞くところによるとこの155がhpi racingにおけるモデルカー部門の名声を高めたそうです。
そういう意味においてもかなり重要なモデルと言えますね。

CHAPARRAL 2 001

残念ながらこの年の勝利モデル(#8 N.ラリーニ)では無いのですが、自分としてはあまり関係ありませんw
だってカッコ良いが全てですから。
(収集している人の中には成績優先の方も居ますけど自分は見た目重視です)

CHAPARRAL 2 002

「如何にも!」と言う出で立ちで張り出したフェンダー、やり過ぎとも言えるダイナミックなエアロ。
そして前面や両サイドに描かれたアルファのエンブレムが実に印象的な一台。
「DTM」を代表するマシンの内の一台でもありますね。

CHAPARRAL 2 003


しかしながらこの「DTM武装」も見慣れると結構大人しい印象を受けます。
と言うのも最近のツーリングカーがとんでもエクステリアだったりしますので・・・w
このマシンもリアウィングは大人しめ(それでも二段だが)な仕上がり。
今の仕様になるとバカでかいGTウィングでも付いているのでしょうか?

CHAPARRAL 2 004

(※何か左の放熱板(?)みたいなのがズレてるように見えますが実物見るとそうでもないです)
この「155V6 TI」と言えばやっぱりこのリアの4本だしマフラー。
暴走族の竹やり程では無いですが、「ヤルぞ!」って言う雰囲気バリバリです。

バリバリ?(やめて!)

CHAPARRAL 2 005

そしてもう一つ忘れちゃいけないのがこのど迫力のマスク。
ぼーっと眺めてると一体何処までがエアロなのか分からなくなります。
しかし怖いですねコレ・・・w

CHAPARRAL 2 006

さて写真の撮り方が悪くて殆ど映って無いのですがこのマシンには特徴的なミッションが積まれています。
と言うのもこのマシンを操ったA.ナニーニはヘリコプター事故により右腕を切断。縫合手術に成功はしたもののやはり障害は残ったようでした。
その為にアルファは通常の2wayシフトの横に「ダウン専用」の小さなシフトを設け、素早いシフト操作を可能にしました。
(詳しい構造に関しては映像を見ていただく方が早いのですがその肝心の映像が・・・orz)

故にこのモデルでもその特殊シフトが再現されているのですが・・・。
・・・まぁ、コレは買った人だけの楽しみという事でw
とは言えそれ以外の内装の出来も本当素晴らしいのでコレが定価の半額以下で買えた事が本当奇跡としか。
(でも多分未だにJOSHINさんならその価格で買えるかも?)
hpiさんは個体によるバラ付きが少ない(高いレベルで)ので通販でも安心。
正直スパークとか・・・欲しいですけど絶対無理です。

==

さて久々の更新でしたが(また1週間ほど・・・)まだあります!
実はこのアルファコルサの他にも・・・?

と言う訳で覚えてれば明日には!

  
Posted by takamoto_and_tiup at 01:44Comments(0)TrackBack(0)

April 18, 2010

眺めているうちにだんだんと。 -TOMICA EBBRO 1/43 SKYLINE TURBO C #11[1983 FUJI 1000km ver.]

→買った当時、hpiの155と比べて「失敗した・・・」と実物を見てガックリしたモデル。

とは言え現在では155並、あるいはそれ以上の頻度で眺めているモデルですが。
ちなみにドア部分が張り出している#10も購入していますが私はこちらの方が好きです。

ではモデル紹介へ。

==

CHAPARRAL 2 001

(※この画像だけ1600x1200仕様です、ご注意ください)

発売は結構前で、現在「EBBRO」仕様の#11はほぼ見かける事がありません。
私のこのモデルもTOMICA EBBRO製でありEBBRO仕様からすると希少価値的なものはありませんが、安い所で買えば相当お得感のあるモデルです。
ちなみにEBBRO製と一番の違いはボンネットに設置されている突起ダクト(?)の有無でしょうか。
詳しい事は他のミニカーブロガーさんの記事を参照して戴ければ。
(結局他人任せって言う・・・)

CHAPARRAL 2 002

左サイドビュー。#11仕様ではリアタイヤにホイールカバーが存在します。
心なしか車内のロールバーの位置が低すぎるような・・・。
それ以外は特に気に掛かる箇所はありません。旧ニッサンロゴが泣ける。

CHAPARRAL 2 003

左リアビュー。この無骨な感じが堪りません。
またGT羽ではないところに時代を感じます。でも迫力ならこちらの方が上かな?
ただ普通のEBBRO箱に入れているとこのリアが拝めないのが難点・・・。
箱から出せば良いのですけど、何だか勿体無くてw

CHAPARRAL 2 004

右リア上部。デカデカと描かれたニッサンの文字にまた時代を・・・。
ここから見ると分かるのですがサイドのエアダクトがきっちり抜けているんですよね。フロントサイドは残念ながら印刷ですが・・・でもここまで出来ているモデルですとあんまり気に掛かりません。

CHAPARRAL 2 005

右リア(だけ)アップ。RSターボの象徴であるロゴはメタルシールでこれまた良い雰囲気をかもし出します。
羽を止める為のナット再現も良い感じですよね。こういう細かい所を省略すると案外後で気に掛かってきちゃったりして・・・。
しかしこの撮り方はカッコ良い感じなのでは?w

CHAPARRAL 2 006

左上部から。フェンダーの厚さが異常ですね。サムネにすると尚更。
蛍光灯のせいで赤が薄まっちゃってますけど実際はもっと赤いです。
「こりゃ赤い!」「ああ赤いな!」くらい。赤さはどーでも良いんだよ!

それとシルエットフォーミュラ譲りの「出っ歯」の存在感アッピルと言ったら。
・・・アレ本当に役割あるのかな。

CHAPARRAL 2 007

最後に真正面ドアップ。アイラインのお陰で意外とセクシーな目つき。
でもちょい引いてみるとそれこそ珍走団みたいなナリですから怖いったらありゃしないですよw
ちなみに「トミカ」の文字がボンネットにありますがスタンダードシリーズの中でこのマシンがリリースされた事はありません。特注でも無い・・・んじゃないだろうか。
同じ名前を持つ見た目もまんまCカーのスカイライン ターボCならリミテッド化もしていますけどね。

==

ちなみに私はこのマシンについて知ってる事と言えば「完走経験すらないとんでもマシン」と言う位しか。
しかしながら当時の国内ではあのポルシェよりも人気があったとかで・・・。
いやぁ、色々と不思議なマシンです。

さて久々(4/1以来の更新)となりましたがアイマス関連じゃなくてすみません。
と言うか動画投稿してんだから何かコメ書いてもいんじゃね?なんて思ってる方も居るでしょうけども・・・。

Twitterで済ませられる程度しか作り込んで無いのでこちらに書く事がないんですw
もっと頑張らなきゃダメですn・・・と言いながらもう何ヶ月経ってんだ。
そろそろ本当にヤるときゃヤる!みたいなモノを出さないとヤバいかな・・・。

ってか一番最初のミニカー紹介は155 V6 TIにしようと思・・・まぁ良いかw

  
Posted by takamoto_and_tiup at 23:42Comments(0)TrackBack(0)